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J-BOY浜松店

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浜松店春イベント「トレジャーハンティング」開催中!

2019/04/03

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第25回Jボーイカップ2019冬 決勝戦観戦記

2019/02/07

   1st stage(1、2回戦)
暦の上では明日に立春を迎えるのだがまだまだ冬本番といったところか。そんな2月3日、毎年恒例となっている麻雀大会「Jボーイカップ」の決勝戦が行われた。参加者はおよそ30日間の予選を勝ち抜いた28名。1、2回戦の合計得点の上位16名が勝ち上がる準決勝戦システム。さらに上位4名が+5000点のアドバンテージを獲得できる。拮抗する闘いの中、堂々の首位に立ったのは昨年冬の王者千葉さん。僅か1500点差に袴田さん、さらに鈴木卓さん、石野さんと続きここまでがアドバンテージを獲得することとなる。一方でボーダー争いも大接戦となり鈴木崇さんが16番目の準決シートを手に入れた。

2nd stage(準決勝戦) 
準決勝の卓組は2回戦までの順位の廻り順によって決められる。各卓にひとりだけ+5000点のアドバンテージを持ったプレイヤーがいる。ここから決勝戦に駒を進められるのは、たった一人。トップのみが勝ち残りという厳しい条件のなか緊張の準決勝戦がはじまる。
A卓 絶対王者の条件。この卓でのアドバンテージ者は予選首位の千葉さん。そして岩上さん、鈴木崇さんと歴代王者3人が揃う卓となる。これを迎え撃つのは2回戦で7万点トップを叩き出した加藤さん。東場から千葉さんの独走が続きそれは南入しても継続。が、その矢先の南2局、鈴木崇さんに大三元の聴牌。しかしこれを千葉さんが平和で躱し安泰かと思われた次局の南3局、再び鈴木崇さんが襲い掛かる。リーチ七対子ドラ3の親18000。不運にもこれに放銃した岩上さんが大きく沈み熾烈なトップ争いは千葉VS鈴木崇。僅か400点差である。満貫条件でオーラスの親を迎えた加藤さんも渾身の聴牌を入れ、3者聴牌となり神のみぞ知るアガリ勝負へ...運も味方にするとはこういうことなのであろうか?スッと手を開いたのは千葉さん。昨年の冬に続き2度目の戴冠に向け大きな一歩となった。
B卓 信念の軌跡。自身初のアドバンテージ獲得により決勝卓への意欲を燃やす袴田さん。対するは鈴木勝さん、林さん、太田さん。3者ともファイナリスト経験者である。序盤、この卓は鈴木勝さんが主導権を握る。袴田さんから5200の直撃をアガり次局の林さんの仕掛けに対しては即対応。硬軟織り交ぜた麻雀は老獪さを感じさせる。しかし、安全を優先しすぎたか3本場となった南2局、林さんに大物手が入る。二三四六七七④④⑤⑥567ドラ四の聴牌。赤五を使い平和ドラ2。3本場も考慮すれば是非ともアガりが欲しい場面である。前巡上家の太田さんが④を切っていて、さすがに三色よりも3面張にするのかな?...と思った刹那、七が河に置かれる。なんという信念だろうか。結果、数巡を経て満貫を出アガリするのだがこれが決定打になったのは言うまでもないだろう。
C卓 デビルズゲート。前大会の雪辱に燃える鈴木卓さんがアドバンテージ者となったC卓。序盤からアガリを重ねリードをさらに広げる。これを追う形となった3者なのだが、白井さん、竹内さんの手牌はツモが利かず劣勢に立たされる。その中で一際漲っていたのは平井さん。予選を1位で駆け抜け、他の誰よりもJボーイに滞在し続けた男が熱い執念を燃やす。徐々に差を詰め寄りオーラスにはなんと200点差に迫っていた。過去二度の準決勝ではあと少しのところで涙を呑んできただけに強い想いもあったのではないだろうか...
鈴木卓40400点、平井40200点で迎えたそのオーラス、早々に聴牌に辿り着いたのは平井さん。タンヤオだ。続き鈴木卓さんも形式ではあるものの聴牌する。優位性では平井さんなのだが、アガる為の一牌が果てしなく遠い。結果親が聴牌できずに終局。前回のリベンジを果たした鈴木卓さんが決勝卓に進出すると同時に真っ白に燃え尽きた平井さんの姿が
そこにはあった...
D卓 勝利への道。この卓で先手を取ったのは越川さん。アドバンテージ者で高い攻撃力を持つ石野さんを抑え東3局には5万点に達する。2度の放銃を喫した梅藤さんが1万点を切り万事休す...のように思われたがここから事態は一変する。森さん石野さんがそれぞれツモアガり南入りしてからは梅藤さんの反撃が始まる。トップ目の越川さんから値千金の5800をアガリ、遂にオーラスには4人全員にチャンスがあるという展開となる。越川38000点、梅藤33500点、森31800点、石野21700点。親番の石野さんから先制リーチ、ツモればトップだ。ここに梅藤さんが追いかける14ソー。4ソーなら無条件だが、1ソー出アガリは裏1条件となる。試されるかのように河に打たれた牌は1ソーだった。梅藤さんはこれをスルーし、この局は流局となる。続く1本場、最後の最後まで縺れた勝利の糸をその手に手繰り寄せたのは森さん。3900は5400をアガリ初のファイナリストに名乗りを上げた。

Last stage(決勝戦)

 アドバンテージ獲得から決勝卓に勝ち上がったのは千葉さん、鈴木卓さんの2名。今回は森さんと鈴木卓さんの2名が初優出という事となる。まだ静寂に包まれる東1局、響く「6400」の声。千葉さんが林さんから立直一発七対子の出アガリ。千葉陣営から見ればドラも抱えていない勇気ある七対子で幸先の良いアガリであろうが林陣営から見れば一発で北単騎という悲劇の放銃と見える。

 そして次局さらに過酷な運命が訪れる。東2局、まだ卓の中で牌が積み終わらない僅か4巡目、親の鈴木卓さんから「リーチ」の声。どこか自信に溢れたその発声を聞き、
手牌を覗く。①②③④⑦⑧⑨345八八 ドラ④
 安目出アガリでも12000、高目ツモなら8000オールの超大物手。速度と破壊力を兼ね備えたその気配を感じ取ったのか、一人旅にはさせまいと林さんが追いかける。皮肉にも二人とも③⑥ピンの待ちである。数巡後、このリーチ合戦の軍配は鈴木卓さんに上がる。しかも高目の8000オールで、だ。通常、半荘一回勝負で親倍満はもはや「勝負あり」だろう。事実このまま鈴木卓さんの点棒は大きく削られることもなく南3局、2番手に付けていた千葉さんの親番まで進む。しぶとく粘る千葉さんに隙を与えず防御に徹する鈴木卓さん。この攻防は2本場まで続くのだが、ここでこれまで沈黙していた森さんが現れた。2000.4000の2本場をツモアガる。
 森さんにしてみれば背に腹は代えられない状況だった。ここでこれ以上離されてしまっては優勝への可能性が皆無となってしまうだけに。その反面この満貫に安堵の表情を浮かべたのは鈴木卓さんである。番手との差は2万点弱。オーラスの親は目下最下位で4万点以上の差がある。最も高い壁がこの先に待ち受けているとも知らずに...
そしてオーラス。それぞれに条件がかかる。が、決勝戦は決して条件を強いているわけではない。ただ各々が優勝を目指すためにそうしているだけなのだ。皆が手を組むと自ずと巡目が深くなる。そんな3段目に入った頃に千葉さんからリーチ。ツモか直撃そして裏条件のメンホンだ。その2巡後、遂にあの男が来る。林さんが高目18000のリーチで追いかける。私には場況良しのこのリーチがアガれそうに見えた。しかし無情にもアガリ牌は王牌に眠り流局。1本場を迎えた。
聴牌料と積棒、供託で千葉さんはハネツモ条件となる。現実的な状況に観戦者たちは息を呑む。ここで真っ先に聴牌に辿り着いたのは林さんメンホンの南發待ち。またも18000である。跳直でも逆転しない状況によりリーチ判断。その後、ハネ満の条件を満たした千葉さんが追いかける。再び2者リーチ、しかしまたしても流局で2本場となる。連続での聴牌料で千葉さんは満貫ツモ条件となる。ここで森さんにも現実的な条件が生まれる。倍ツモ跳直だろうか。さっきまで座って観戦していた者達が徐々に立ち上がっていく。
 立錐の余地もないほどに取り囲まれた決勝卓は益々緊迫したオーラを醸し出す。オーラス2本場供託4本。流局で親番を繋ぎ、未だこの親ではアガっていない林さんが難解な牌姿を制して聴牌に漕ぎつけ先制のリーチ、そして待望のツモ牌を引き寄せる。4000は5000オール!強靭な精神力を武器に闘う林さんがとうとう鈴木卓さんの姿をはっきりと捉えた。2000オールまたは2900の直撃で逆転可能となった3本場。林さんに好配牌がくるもののツモが伸びず一向聴で足踏み。
 さすがに前に出るしかなくなった鈴木卓さんがチーをして聴牌するが即座にこれに反応したのは林さん。ポンテンで応戦し直撃すれば優勝という2900聴牌。鈴木卓VS林のアガリ勝負かと思われたその瞬間、森さんからリーチが入る。捨牌はかなり変則的だ。事実七対子ドラ2のリーチで直撃またはツモで裏ドラが乗れば優勝というリーチだった。可能性がある限りはそこを目指すという森さんと千葉さんのスタイルがダントツだった鈴木卓さんを苦しめ、この決勝戦を素晴らしいものにしていることは間違いないだろう。

 このリーチが効いたのか鈴木卓さんはカン六聴牌をシャンポンに受け変えたのだが、この瞬間に林さんが六を押す。露骨にアガリ逃しをした鈴木卓さんは最終的にオリの選択を強いられ、決着はつかず流局で4本場となりいよいよ佳境へ。1副露して2900は8900を千葉さんからアガリ、トップとの点差は500点というところまで迫る。そして遂に終焉の時。鈴木卓さんは林さんのことを麻雀を教えてくれた兄貴分のように慕っている。その二人のどちらかが優勝を手にする
であろうこの場面でお互い目が合いニヤリと微笑んだ。まるでこの状況を楽しんでいるかのように...

 オーラス5本場。早々に聴牌に辿り着くのは鈴木卓さん。ドラの中単騎の七対子だ。一方で林さんの手牌は苦しい。3副露まで晒し未だ一向聴。ノーテンだけは避けたいところではある。持てる技術と読みの情報を駆使して最後のツモでようやく聴牌なのだが、打ち出すのはドラの中。...少考の末、苦渋の決断を下す。
               
 勝利の女神は鈴木卓さんについていた。今日が勝てない日だと言ってしまえばそうなのかもしれないが、運命に抗い必死に抵抗する姿は観戦者を惹きつけ、気が付けば応援団という形を造り上げていた。
 Jボーイはフリー雀荘である。年齢も職業も違う一人一人が同じ時間を共有し、楽しむ。いつの間にか出来たこの輪を仲間と呼ぶことさえできる。そんな麻雀の集大成「Jボーイカップ」はこれからもたくさんのドラマを生み出してくれるだろう。

   第25回Jボーイカップ優勝 鈴木 卓也さん おめでとうございます!!!

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第24回Jボーイカップ2018夏 決勝戦観戦記

2018/09/10

Jボーイカップ2018夏決勝.jpg

   1st stage(1、2回戦)
  
季節は初秋。だが、まだまだ暑さが残る9月9日、予選通過の28名によって決勝ステージが行われた。1、2回戦の合計得点の上位16名が勝ち上がる準決勝戦システム。さらに上位4名が+5000点のアドバンテージを獲得できる。4位と5位、12位と13位、そして27位と28位が同点というせめぎ合いの結果、ポールポジションを手にしたのは高林智さん。第19回の王者である。自身2度目の戴冠に向けて絶好の船出となった。2位には五凌さん、3位には手塚さん、4位には同点ながら予選順位が上である岩上さんが入線し、ここまでがアドバンテージを獲得することとなった。

そして気になるボーダー争いだが、制限時間いっぱいで倍満をツモった中川さんが16位に滑り込むと同時に、この倍満を親被りしてしまった小粥さんが17位の時点となり涙を呑む結末となった。

 

2nd stage(準決勝戦)


準決勝の卓組は2回戦までの順位の廻り順によって決定される。各卓にひとりだけ+5000点のアドバンテージを持ったプレイヤーがいる。トップのみが勝ち残りという厳しい条件のなか運命の準決勝戦がはじまる。
A卓 王者の意地。プロとの対局を幾度となく制し今大会でも優勝候補に挙げられていた竹内さんが東場で5万点オーバーと大きく突き抜ける。この煽りを喰らう形となった鈴木勝さん、鴨岡さんは共に成す術なし。ひとり気を吐いたのが過去2度の優勝歴を持つ岩上さん。南入からの連続のアガりによって僅差に付けると次局には6000オールで一瞬にして抜き去り、3度目の戴冠に向けて大きく前進した。

B卓 暴君の胎動。予選2回戦で8万点のトップを取り、首位でこの卓に乗り込んできた高林智さんがここでも主導権を握る。東4局親番は越川さん。索子ホンイツ聴牌であったが対する高林智さんは萬子ホンイツでこれを制する。前局に大場さんから8000をアガった中川さんとの一騎打ちの構図となる。このままシーソーゲームとなるのかと思われた矢先、中川さんが牙を剥く。南入直後から連続でのアガりをものにして一気に決勝進出を決めた。

C卓 究極の選択。前回は首位、今回は2位で準決勝に勝ち上がってきた五凌さん、手数で勝負の大石さんに初出場の鈴木卓さんと高林秀さんがどこまで食い下がれるかに注目したC卓は予想通り高打点の応酬となった。まずは東場で五凌さんがダマテンの8000を決める。追いかける立場となった鈴木卓さんが南2局渾身のリーチを制し12000をアガると次局、高林秀さんがその鈴木卓さんから12000をアガり、勝負は三つ巴のままオーラスへ。
トップ目の高林秀さんは2副露して聴牌。そこへ五凌さんが追いつく②単騎か?④単騎か?それとも暗刻のドラ九を切ってのカン③か?⑤がポンされていてカン③も悪くないのだが、②単騎を選択。次巡のツモで待ちが変わり25ソーでリーチ。この判断が功を奏し自身3度目の決勝へ駒を進めた。

D卓 忍耐のその先に。スピードと超攻撃的な戦略を武器に鈴木崇さんが東場から激しく攻め立てるがことごとく空を切る。この恩恵を授かったのがアドバンテージ者の手塚さん。鈴木崇さんが切ったドラをポンして8000をアガり圧倒的優位に立つ。しかし南入直後事件が起こる。ここまで気配を消していた太田さんから18000の声。これに放銃したのは鈴木崇さん。この一アガリで勢力構図は一気に変化し手塚さん太田さんの一騎打ちとなる。
終始苦しい展開だった加藤さんは最後の親が落ちて力尽き、最後まで粘り強く戦った太田さんが初出場初優出の切符を手に入れた。

 

Last stage(決勝戦)

アドバンテージ獲得から決勝卓に勝ち上がったのは岩上さんと五凌さん。そして、太田さんと中川さんが初優出という事となる。多くのギャラリーが見守るなか緊迫した空気での開局、そして東1局から運命は動く。4000オール!。南を暗槓した立直ツモ一盃口。実に効率が良い4000オールである。その1本場、続く東2局と太田さんが8000を放銃し事態は切迫する。そして、ここからがこの男の真骨頂なのであろう。持ち点を5万点台に乗せた中川さんは攻めの手を一切緩めることなくアガり続ける。五凌さんが、岩上さんが、太田さんが、それぞれ果敢に戦うがことごとくなぎ倒すかのようにアガり続ける様はまさに『暴君』そのものである。持ち点は6万点を大きく超え、遂に終焉の時。

対局終了後それぞれのプレイヤーにこの決勝戦での話を聞いた。五凌さん岩上さんはそれぞれ勝つチャンスがあったと語る。意外だったのは中川さんで最後の瞬間まで安心できなかったという事だ。
そして、私が最も印象に残ったのが太田さん。結果は4着惨敗なのだが開口一番、満面の笑みを浮かべて「楽しかった!」と言ってくれた。なんと清々しいまでの負け様であろうか。と同時に、この笑顔は勝者のものであるという事に気付いた。麻雀を打っていれば必ず勝ち負けがある。しかし、それ以上に「楽しむ」という基本的な事を教えて貰ったような気がした。麻雀に携わって数十年、忘れていた初心を思い返し今日も牌を握ろうと思う。


第24回Jボーイカップ優勝 中川 士郎さん おめでとうございます!!!

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第23回Jボーイカップ2017-2018冬 決勝観戦記

2018/02/09

Jボーイカップ2018冬決勝.jpg   1st stage(1、2回戦)
日本列島を過去最強クラスの大寒波が襲う2月4日、予選を勝ち抜いた28名によって決勝ステージが行われた。

1、2回戦の合計得点の上位16名が勝ち上がる準決勝戦システム。さらに上位4名が+5000点のアドバンテージを獲得できる。上下が激しく分かれる縦長の展開により、かつてない低ボーダーとなる。

堂々の1位通過は攻撃力に定評がある五凌さん。攻撃の手を休ませる事無く終始攻め切った。そして1回戦で国士無双をアガった現チャンプの増田さんが2位に付け、2回戦で四暗刻をツモった尾藤さんが3位、安定感のある連勝でポイントを積み重ねた千葉さんが4位となりここまでの4名がアドバンテージを持って準決に臨むこととなる。

 

 2nd stage(準決勝戦)


準決勝の卓組は2回戦までの順位の廻り順によって決定している。各卓にひとりだけ+5000点のアドバンテージを持ったプレイヤーがいる。トップのみが勝ち残りという厳しい条件のなか緊張の準決勝戦がはじまる。
A卓 臥薪嘗胆。この卓でのアドバンテージ者は予選連勝の千葉さん。内山さん袴田さん内村さんの3者も自ずと千葉さんをマークする事となるのだろうが今日はそんな隙すら与えなかった。東2局にメンチンの4000・8000をツモりあがると東3局の親番で3連続アガりによって一気に8万点オーバー......「勝負あり」となってしまったのである。決勝卓に座ることを目標にしていた男にとって念願叶った瞬間であった。
B卓 超攻撃幻想、崩壊。予選を大トップ連勝で首位通過した五凌さんがこの準決でも果敢に攻める。相手は歴戦の強者である古友さん、竹内さんそして優勝歴を持つ山本さん。絶え間なく攻める五凌さんと竹内さんの間隙を縫ってアガり切った2600が分水嶺となり山本さんが加点を続け、後続を一気に突き放した。最後までチャンスを残した古友さんだったがラス親で配牌ツモに恵まれず、そのまま山本さんが1年前のリベンジを果たす権利を得る事となった。
C卓 王者の不覚。過去2回の優勝歴を誇る岩上さん、アドバンテージ者の現王者増田さんの両者を迎え撃つのは、繊細な押し引きに定評がある佐藤さんと今回初出場ながら強靭なメンタルを武器に持つ林さん。東1局、林さんが親満貫の先制リーチを打つがこれは岩上さんへ8000の放銃となってしまう。通常ならば手が縮んでしまう場面なのだがこの男は違った。次局先制リーチと親倍の仕掛けに挟まれるもここでアガり切り、原点復帰すると即座にアガりを重ね、岩上さんとの一騎打ちへ。オーラスで僅差に競り勝ち、初出場初優出の切符を手に入れた。
D卓 捲り屋の咆哮。序盤から激しい和了合戦となったこのD卓。開局から太田さん、尾藤さん、上野さんがそれぞれ満貫をツモあがり、工藤さんも満貫をアガった事で全員が東場で満貫をものにした東4局、局面は止まる。満貫放銃のち、4連続でアガりをものにした太田さんが一気に突き抜ける。これを追う立場となったのがアドバンテージ者の尾藤さんなのだが、大きく離れた点差はなかなか縮まらず時間切れ。遂に浜松店の重鎮が満を持して決勝の舞台に座ることとなった。

 

Last stage(決勝戦)


アドバンテージ獲得から決勝卓に勝ち上がったのは千葉さん1名。今回は山本さんを除く3名が初優出という事となる。運命の開局、そして東1局
から均衡は崩れ出す。親の太田さんの仕掛けに山本さんが5800放銃。続く1本場、林さんの電光石火の暗黒七対子が炸裂。序盤からドラの中を対子で抱えポンする事も考えたくなるのだが七対子に決め打ち、山本さんから6400は7900をアガる。次局その山本さんの親番だが、千葉さんから先制リーチを受け、遂にはこれに5200を放銃し、残酷な結末ではあるがこの時点で山本さんの優勝はなくなってしまった。東3局、3人に絞られた優勝争いを決定付けるかの様な太田、林、千葉3件リーチ。ここは千葉さんが2600ながらアガりをものにし、東4局へ。ファースト聴牌カン3ピン。親番なので一巡でも早く赤5ソーを切ってリーチにいくのもありなのだが、それではこの千葉という男の麻雀ではない。聴牌取らずからのドラ6引き、47ソーでリーチ!これを見事ツモあがり体制を決する。終わってみれば4連勝という圧倒的な強さで優勝を決めた千葉さんだが、その道中あらゆる所に「自分らしさ」を垣間見ることができた。腰を据え、堂々と押し込む正に王者のスタイルなのだ。優勝コメントで「いつもみんな遊んでくれてありがとう」と語った千葉さん。今後も是非「麻雀」を楽しんで頂きたいと心から思う。


第23回Jボーイカップ優勝 千葉 裕義さん おめでとうございます!!!

 

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第22回Jボーイカップ2017夏 決勝戦観戦記

2017/09/11

Jボーイカップ2017夏決勝.jpg

 

1st stage(1,2回戦)

 

まだ夏とも言えるような日差しが容赦なく降り注ぐ9月10日、夏の大会決勝ステージが行われた。1、2回戦の合計得点の上位16名が勝ち上がる準決勝システム。さらに上位4名が+5000点のアドバンテージを獲得できる。かつてない乱戦模様で縦長の展開となった今回、注目を浴びたのは樽井さん。1回戦に3巡目リーチで国士無双をアガり上位に付けると2回戦でも終始安定した麻雀でトータル2位とした。1回戦の上位陣でポイントを伸ばしてきたのが3位の村松さんと4位の鈴木勝さん。この2人はこの日の調子のよさが窺える。そして驚くべきは2回戦で8万点オーバーを叩き出し堂々たる首位通過の佐藤さんと2回戦で四暗刻をツモり5位まで浮上した鴨岡さんだろう。1回戦の不振を一気に振り払い、追い風に乗った状態で準決勝戦へと臨むこととなった。

 

2nd stage(準決勝戦)


準決勝の卓組は2回戦までの順位の廻り順によって決められる。各卓にひとりだけ+5000点のアドバンテージを持ったプレイヤーがいる。トップのみが勝ち残りという厳しい条件のなか緊張の準決勝戦がはじまる。
A卓 エクスペリエンス。熟練者が老獪なプレーができる一つの理由として経験値というものがある。序盤から打撃戦となったこの卓でもそれは顕著に表れた。東一局、上野さんが満貫をアガると東二局は鈴木勝さんがハネ満をアガり、東三局は鴨岡さんが親満、さらには東四局に石川さんの倍満と続く展開となるのだが、この乱打戦を制したのは過去3回のファイナリスト実績を持つ鈴木勝さん。常時良い位置に付けオーラスではお釣りの来るような6000オールをツモアガり逆転で自身四度目の決勝進出を決めた。
B卓 薄氷の勝利。序盤から増田さんが大きくリード。ここまで後塵を拝してきた佐藤さんと森さんだったが南一局同時に「ロン」の発声。これに放銃した村上さんが残り200点となり事態は一気に切迫する。しかしここから互いを探るような睨み合いが続き、遂に局面はオーラスへ。いつの間にか追いつめられる増田さんなのだが、満貫ツモ条件の森さんからのリーチをかい潜り初の決勝卓に名乗りを上げた。
C卓 静かなる攻防。決勝ステージならではの独特な空気感、更には準決勝卓という事も相まって一打一打を重くする。おそらくは誰しもが勝利のチャンスがあったといえるこのC卓にはそんな雰囲気が流れていた。表面化されない攻防が常に行われ太田さん内村さん平井さんの三つ巴となった南三局、内村さんの先制リーチにここまで後れを取っていた樽井さんが追いかける。私自身も麻雀に正解があるのかは解らないが、このリーチドラ1のカン5ピンからはこの男の実に泥臭い人間的な意思の強さの表れを受け取ることができた。そしてこれを決め手とした樽井さんが決勝卓の椅子を手中に収める事となる。
D卓 バンプオブチキン。過去優勝経験者の高林さんと山本さん、そしてアドバンテージ者の村松さんに挑む形となった白井さんなのだが序盤から大きく後退してしまう。南場に入り完全に三つ巴の様相となったその時、事件は起こった。南二局2本場...神降臨。どよめくギャラリー達を背に8000・16000の声。混一色金裏3までおまけが付く四暗刻をツモアガり、更に親番の連荘で終わってみれば6万点オーバーのトップをもぎ取った。

 

Last stage(決勝戦)


アドバンテージ獲得から決勝卓に勝ち上がった鈴木勝さん樽井さんの2名と増田さん白井さんの2名を加え決勝卓が始まった。今回は誰が勝っても初優勝となる。決勝卓という独特のプレッシャーが4人を襲う。序盤は様子見が続き、決め手がでないまま南入したのだが遂にここで均衡を破る。白井さんの親リーチに押し切った樽井さんが3本場で満貫をアガり一歩リードすると次局は増田さんが満貫をツモりすかさず追随する。若手二人がリードした状態での南3局、親で役なし聴牌となった樽井さんがこれをダマテンに構えた。リーチをしていれば或いはどうなったかは誰にも解らないがここでは増田さんが400・700をツモアガる。そしてオーラス、これはここまでの麻雀の集大成なのであろうか...6巡目リーチ一発ツモ。8000オール。トップとの6千点差を悠々と逆転し、増田さんが初の頂点に輝いた。彼の勝因は「自分らしさ」を十分に発揮したことだと私は思う。この男は麻雀は忍耐の勝負だという事を知っている。どんなに苦しくてもじっと耐え、時つ風が吹くのを待っていたのである。道中、彼の後ろで観戦していた者は退屈さえ感じたかもしれない。だが、それが「自分らしさ」を追求したスタイルなのだ。今後もこのスタイルで麻雀界を賑わして頂きたい。


第22回Jボーイカップ優勝 増田 翔太さん おめでとうございます!!!
 


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